診療のご案内

女性ホルモン（エストロゲン）の分泌低下による、自律神経の不調（発汗、動悸、冷えのぼせ）や精神神経症状（不眠、意欲低下、うつ症状など）が現れます。個人差がありますが、40歳台後半から多くなります。

まずじっくりお話を聞き、症状に応じて、女性ホルモン、漢方療法、エクオール含有サプリメントなどを使い分け、治療していきます。また閉経後の不正性器出血は、受診理由に多い症状の一つですが、原因は女性ホルモン低下による膣炎から、子宮体癌まで様々です。気になる症状があれば躊躇せず、受診してください。

骨粗鬆症は、骨の強さや骨質が低下することにより、骨がもろくなる症状のことです。女性は特に閉経期を迎えると、女性ホルモン（エストロゲン）の分泌量減少によって骨粗鬆症になりやすくなる事がわかっています。

当院では骨密度測定装置（前腕で測定）を導入し、骨粗鬆症の予防・診療に力を入れています。

思春期は、女性ホルモンの分泌が安定せず、また心身ともに大きく変化する時期です。月経痛がひどかったり月経不順、無月経など月経に関するトラブルが起きやすい時期です。無理なダイエット、激しいスポーツ、進学などの環境の変化なども月経を乱す原因になります。

大切な試験、試合などに月経が重ならないように、月経移動もできます。
診察は、基本的に内診（婦人科的な診察）は行いません。腹部超音波検査（お腹の上からの検査）が必要なことがあります。

ピルは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンという女性ホルモンの合剤で、欧米をはじめ世界各国で広く使われている避妊薬です。

当院では、初めてピルを飲む方には、副作用・飲み方・効果などについて、詳しくご説明しております。また子宮内避妊リング、緊急避妊ピルも取り扱っています。

当院では、妊娠の診断、分娩予定日決定まで行っております。
予定日決定後、ご希望の分娩施設へご紹介させていただきます。

詳しくは、枚方市ホームページをご覧ください。

定期的に、学校の現場で性教育・健康教育の講演を行っています。
ご希望の場合はご相談ください。

10月29日枚方市主催の「女性のための健康講座」の講師を務めました。

万全の感染予防対策のもと、会場の収容人数を半数にして行われました。皆さん熱心に耳を傾けてくださいました。